パワハラ上司だと毎日が憂鬱ですよね。
私は新卒で入った会社がブラック企業で、上司ももれなくブラックでパワハラだったため、怒鳴り続けられる毎日でした。
その後私はホワイト企業に転職することになるのですが、ホワイトな上司の元での自分の成長度合いには驚きました。
その時に私が心から思ったのは、「パワハラ上司なんかに固執せず転職してよかった!」です。
しかし今現在直属がパワハラ上司の状態だとなかなか上司に固執しないとか気にしないとか難しいですよね?
そこでこの記事では、運悪くパワハラ上司の下についてしまったあなたがどう振舞うべきなのか、どう考えるべきなのか、あなたの将来が明るいものになるために私の経験をもとに7つにまとめました。
上司にパワハラされたらどうすべき?

なぜなら組織の中では業務に関しては縦の関係は絶対。
人格否定までされたり業務外のことまで触れられたのであれば、それは腹が立つでしょう。
頭ごなしにパワハラを言われたとしても、業務に関する指示はあるはず。
業務以外のことに関しては従う必要はありませんが、業務に関して従っていないとさらに付け入る隙を与えてしまいます。
私はブラック企業に勤めていた時、毎日のように怒鳴られてもう慣れてしまっていました。
しかしあるミスをきっかけにパワハラをされる回数を減らせるようになった経験があります。
【サイト管理人の経験則】
そんなある日、いつものように怒鳴られていることを受け流していた時のこと。
上司の気分も乗ってきたのか20分以上お説教。
その中で「見積書を作っておけ」と後半に言われたらしいのですが、すっかり忘れてしまったことがありました。
翌日上司に「見積書はできたか」と言われて思い出したんですね。
もうそこからは前日以上のお説教。
見積書さえ作っていなければ、少なくともこの日の説教はなかったんです。
それを機にどれだけ怒鳴られていても、仕事の指示に関する部分だけは即実行するようにしました。
すると怒鳴られる回数は自然と減っていったのです。
仕事に関する指示だけをこなせば、怒鳴られるきっかけを減らせる。
パワハラ上司に「嫌なら辞めろ!」とまで言われたらどうすべき?

最もいけないことは感情に流されてその場で辞めてしまう事。
その場はなんとかやり過ごすことを目的にしましょう。
「嫌なら辞めろ!」と言ってくるパワハラ上司は、そう簡単に人は会社を辞めないことを知っています。
ましてや仕事の指示や説教中にそのようなことを言っている場合は、本気で言っているわけではなく流れで言っている場合が多いでしょう。
上司の「嫌なら辞めろ!」の一言で部下が辞めたとなると、上司自身の評価も下がってしまいます。
しかしその場で辞めて最もダメージを受けるのはあなた自身。
辞めたら無職になってしまい、お金に困るからです。
私の同期に上司と喧嘩になってしまい、勢いで辞めてそのまま会社に来なくなった人がいました。
その上司は部長にこっぴどく怒られたようで、その後部下に対してはかなり丸くなったように見受けられました。
昇進も遅れたかもしれません。
【パワハラ上司の末路】
しかし問題は勢いで辞めた私の同期。
私はその同期と連絡を取っていました。
彼は次の職場を決めていない状態で辞めたため、すぐに就活をしないといけない状態。
しかし彼はそこでだらけてしまいました。
1ヶ月しても2ヶ月しても少しバイトをしては実家に引きこもる生活。
その後彼に連絡し辛くなり、連絡を取らなくなりました。
少し昇進が遅れたり精神的ダメージを受けた上司と2ヶ月以上無職状態が続いた同期。
私の同期は辞めた瞬間は気持ちよかったかもしれませんが、その後は地獄だったと思います。
2ヶ月以上の無職期間があれば、応募できる企業も少なくなります。
【勢いで辞めた人の末路】
すぐに辞めると損をするのは辞めた方!
上司のパワハラの証拠は集めるべき?

パワハラの証拠集めなんてしょうもないことやめましょう!
どうしてもその状況を抜け出せないのであれば、転職を検討する方が前向きです。
なぜならパワハラ上司の証拠を集めて公開したとしても、後に待っているのは争いだけだから。
そんなことをしてもあなたの気持ちは良くなりませんし、給料が増えるわけでもありません。
【証拠集めをした結果】
私が勤めていたブラック企業は会社全体がブラックだったため、あちこちで摩擦が起きていました。
そのブラック企業で印象的な辞め方をした後輩が1人いたので思い出して書いてみます。
正確には辞めた後が印象的だったのですが、辞めた後に社内の人全員宛にボイスレコーダーのデータが添付されたメールが送られてきたのです。
そして「訴えようか悩んでいる」と書き添えてありました。
脅迫とも捉えかねられない双方にとって危険なメール。
その後彼がどうしたのかは知りませんが、相当彼の上司に恨みが募っていたのでしょう。
もう誰も得することもない負の連鎖です。
録音をしておくということは、誰かに公開をして聞いてもらうことを想定しています。
そんなことにパワーを使うよりも、あなたの未来が明るくなる方にパワーを使った方がいい未来に繋がるじゃないですか。
上司は仕事だけの関係です。
どうしても苦しめたいほどの恨みが募るなんて滅多にないことだと思います。
もう少し広い目で世界を見ると、上司との摩擦なんてちっぽけなことだ、と思えるようになりますよ!
パワハラの録音よりも自分の未来が良くなることにパワーを使おう!
どうしてもパワハラ上司の証拠集めがしたいなら!

どうしても証拠を集めるのであれば、止めはしません。
お勧めなのはメモやメールでパワハラの日時・内容・その時の気持ちを書き留めておくことです。
ボイスレコーダーは最後の手段。
ボイスレコーダーを利用するときはもう完全に上司との信頼関係が破綻しているときでしょう。
私はやったことはないのですが、なんだか使う前に一線を超えてしまう気持ちになってしまいそうです。
できればパワハラされた時の日々の日時・内容・その時の気持ちを書き留めておくところで留めておいて欲しいものです。
紙に書くと毎日の鬱憤が晴れるので、紙に書くのが私のおすすめです。
私は毎日、嫌なことに限らず1日のどこかで感情を紙に書き殴るということをしています。
後で見ても読み返すことができないほど汚い字の時もあります。
しかし、それでいいのです。
自分の中の鬱憤を書き出すと、まるで一旦怒りを外に置いて置けるような気持ちに。
後で怒りが込み上げてきても「いっぺん書いたからもういっか!」という気持ちになることもあります。
すると自分の明るい未来に向けての努力や楽しみに100%の力で挑むことができるのです。
ボイスレコーダーに手を出す前に是非一度試してみてください!
不明不満は紙に書き出そう!ボイスレコーダーを使うくらいだったら転職を検討!
会社には残りたいけれど、上司のパワハラには耐え難い場合はどうしたらいい?

会社はいいのに自分の上司だけが大問題!という場合は、異動が最も現実的です。
なぜならあなたのためにあなたの部署の上司が変わったり、上司自身の性格を変えてもらうことは非現実的だからです。
そして異動の時期が確認できて、あなたが異動できそうで、異動時期まで我慢ができるのであればその時を待ちましょう。
異動できるかどうかはその時が来ないことには分かりません。
しかし可能性があるのであれば賭けてみてもいいでしょう。
そして異動時期がきて異動できなかった場合に備えて、転職を検討しておくのも忘れずに。
気をつけておいて欲しいのは部署や上司が変わっても状況が変わらない場合です。
せっかく異動できたのに、また同じような上司に当たってしまった、という可能性は結構高いものです。
なぜなら社風というものが存在するから。
他の部署に行ったら新しい環境が待っている!と思っていたら以前とほとんど変わらなかったり、前の上司よりも強烈なキャラクターが待っている可能性すらあります。
そのようなことがないよう、以下の方について事前によく観察をしておきましょう。
この辺りの人たちが同じような考え方、言動をしているようであれば、異動をしても状況が改善しない可能性が高くなります。
もし異動をしても状況が変わらないのであれば、異動の時期まで待った時間を損することになります。
もしあなたの上司の嫌な部分が上司個人の性格ではなく社風であると確認ができたのであれば、転職を検討した方が良いでしょう。
異動できる可能性、異動して環境が変わる確認をして方向性を決めよう!
ホワイトな上司の元での成長率を想像してみよう

パワハラをしてこない上司の元で働いた方が絶対に成長します。
なぜならあなたの仕事パワーを全てプラスの方向に使えるから。
マイナスのパワーをプラスに変えるという考え方もありますが、真面目に仕事に取り組んでいるとどのみち困難にぶち当たります。
そんな時にパワハラ上司の課題も抱えていたらパンクしてしまいます。
上司は本来あなたの味方なのです。
私はブラック企業からホワイト企業に転職したのですが、転職当初は衝撃の連続でした。
今思えば、当たり前のことばかりなんですが、パワハラが当たり前の環境だった私にとっては驚きだったのです。
そしてデスクに座っているときに緊張していないことにも気づきました。
ブラック企業ではデスクで仕事をしながらいつ呼びつけられてパワハラされるのか、心のどこかでドキドキしていたんですね。
パワハラがないことを確信した私は仕事に集中します。
見積書ができるスピードは早い早いw
パワハラは確実にマイナスです。
パワハラが確実にないと日々のストレスが激減する!
上司からのパワハラで辞める場合の注意点

辞めるのであれば、せめて手元にあなたが内定をもらえる可能性がある求人がある状態にしましょう。
なぜなら感情的に辞めても、あなたが損をするだけだから。
上司は部下を辞めさせたことでちょっとくらい怒られるかもしれませんが、あなたは職を失って給料が入ってこなくなるんです。
完全にあなたの負けになってしまいます。
そうならないために転職エージェントに求人を紹介してもらいましょう。
少しでも転職が頭をよぎったのであれば、転職エージェントに登録します。
転職エージェントはあなたの経歴や希望に沿って、あなたが内定をもらえる可能性がある求人を紹介してくれます。
パワハラがない会社というのも転職エージェントが正直に教えてくれるので安心です。
パワハラがないことが100%保証されるわけではありませんが、転職エージェントのビジネスモデル上、転職者がすぐに退職するとお金が入ってこないので、適当な会社に押し込められる心配もありません。
よりパワハラがない会社の求人を紹介してもらうためにも、中小企業よりも大手の転職エージェントの方が安心できるでしょう。
【転職エージェントのビジネスモデル】
転職エージェントに求人を紹介してもらうのは、リモートですし時間も手間もほとんどかかりません。
万が一感情的に退職をしてしまっても、手元に求人があるのとないのとでは、気持ちが違います。
また上司にパワハラをされても冷静に状況判断ができるようにもなるでしょう。
求人を持った状態だと、パワハラ上司と対峙した時の気持ちが違う!
最後に
パワハラ上司の元で何年勤めたところであまり得るものはありません。
この記事をここまで読んでいただいたあなたは特にその思いが強いのだと思います。
あなたは仕事に真面目に取り組んでいるのに、真面目に取り組もうとしているのに、パワハラ上司がいために能力を発揮できずにいます。
なんて勿体無い。
あなたの能力を活かすために芋な会社に留まるのがいいのか、転職するの外のかもう結論は出ていると思います。
さあ、あなたの明るい未来のために一歩踏み出しましょう!
