人間が数人集まると、どうしても心理的な優位性などが出てきてしまうもの。
ましてや会社・職場は職位や年齢、社歴なども関係してきます。
そんな会社・職場ではバカにされたり仲間外れにされたりということが起こります。
しかしこのような現象が起こるのは、バカにされる人が悪いというケースはほぼありません。
人をバカにする社風がある会社ではこのようなことが起こるのです。
会社によってはパワハラなんてものは普通にまかり通っています。
本記事では運悪く人をバカにするような会社に勤めてしまい、バカにされてしまった人のために、あなたの居場所はその会社ではないということを理解してもらうために書きました。
あなたをバカにする会社・職場はあなたが長く勤める意味がない

あなたをバカにした会社・職場ですが、あなたにとって本当に大切な場所ですか?
もしあなたが今の会社・職場・業界でのし上がるために、必要な場所なのであれば、バカにされたことも見返すくらい頑張っていけばいいと思います。
バカにしてきた人をごぼう抜きにして部下にしたらいいんです。
しかしあなたにとってその会社・職場が生活費を稼ぐためだけの場所なのであれば、その会社にこだわる必要はありません。
その会社・職場で上を目指すつもりもないのであれば、今後さらにバカにされる状況が増えていく可能性すらあります。
何よりもあなたをバカにするような人たちと今後長く時間を過ごさないといけないというのはあなたの大切な時間がもったいない。
人生は時間、ということは時間は命です。
あと余命1日だったとしたら、その人たちと一緒に過ごすことはないでしょう?
少しずつでもいいので、その会社を離れる準備をしておきましょう。
復讐よりも次の会社で良好な人間関係を構築するために時間を使う

分かりますよ。
あなたをバカにした人を許せないですよね。
でもそんなことに自分の時間を使うのは本当にもったいない。
仮に復讐を果たせたとしても後味が悪いだけで、何も残りません。
あなたをバカにしてくるような人間とは距離をとってやりとりも必要最小限にすれば気持ちもおさまっていきます。
それよりももっとあなたを大切にしてくれる人との時間を大切にしましょう。
しかしどうしても復讐する、一言言ってやると決めているのであれば止めはしません。
冷静に考えて、そうした方がいいと思っているのであればその方が後悔しないと思うからです。
そしてもし一言言ってやるのであれば、退職届を出した後に言ってはいけません。
もう辞めると決まっている人からの言葉は、これから会社に長く残って働く人の心には響かないんです。
何を言っても最後っ屁なのはわかっているので、辞める日まで無視して耐えればいいだけなんですから。
会社に残ってその人と戦う意志があるのであれば、とことんやってやりましょう。
バカにされて転職した人は、自分に合った方向にすぐ方向転換できる人

バカにされて転職、となるとなんだか逃げたような気になってしまいかもしれません。
今の会社なんて転職してしまえば、1ヶ月もすれば忘れてしまいますし、今の会社の人もあなたの名前を出すこともなくなります。
転職理由なんて自分で決めればいいんです。
あなたは「自分の能力をより活かせる会社に転職するんだ!」と決めたら、それが転職理由です。
筆者は新卒でブラック企業に入社してしまい、3年も勤めた経験があります。
ブラック企業経験者なんて簡単に転職でいないと思い込んで3年もの月日が経ってしまったんですが、転職活動を始めると拍子抜けするほと簡単に次が決まってしまいました。
私が退職するまでの3年の間に33人いた同期は20人以上退職。
彼ら彼女らはすぐに「この会社が自分に合っていない!」と判断して、方向転換したんですよね。
私にはこの勇気がありませんでした。
自分に合っていない、長く勤める会社ではないと結論が出ているのであれば、すぐにでも転職活動を始めるべきだと思いました。
あなたも今の会社が合っていないと感じていますよね?
人をバカにする社風がある会社で生き残っていくためには、あなた自身も人をバカにしないといけないような局面が出てくるかもしれません。
一番怖いのはあなた自身が気づかずに人をバカにする人間になってしまっていること。
あなたが人間関係に悩まない会社は絶対にある

そんな不安が出てくるのは当然のことです。
転職先のことは転職してから出ないと結論は出ません。
そして同時に転職した人にしかバカにされる職場に出会える可能性はありません。
しかしバカにされることが少ない会社・職場を事前に知ることはできます。
それは扱っている求人の企業の社風まで知っている転職エージェントを利用すること。
求職者に紹介する企業は全て訪問取材を行っている転職エージェントなんかもあります。
また面接の際に職場を見学させてもらえたり、実際に働いている方とお話をさせてくれる職場もあります。
これらの方法を駆使すれば、100%は無理でもかなり正確な職場の雰囲気を掴むことが可能。
日本には400万社を超える企業があり、日本中では常時100万件以上の求人があるので、あなたに合った求人はいくらでも見つけることができます。
すぐに退職届を出したらダメ!
さあ方向転換のためにすぐにでも退職届!というのはちょっと待ってください。
退職届は絶対に次を見つけてからです。
そうでないと、あなたは人間関係以外にもお金のことでも悩んでしまうかもしれません。
そんなバカなことを考えたくもないですよね。
そのためにもあなたが今すぐするべきなのは転職エージェントへの登録です。
転職エージェントに登録をするとカウンセリングがあり、その後に求人を紹介してもらえます。
ここまではほぼノーストレスでできます。
しかし、あなたの手元には求人があるので精神的にはだいぶ安心します。
お守りみたいなものですね。
なのでここまでは今すぐにでも終わらせておいて欲しいと思います。
求人票を見て「バカにされても今の職場の方がマシかもしれない」と思えばそこで転職活動を辞めてしまえばいいのです。
転職活動といってもネットで登録してリモートで面談を受けるだけですが。
もし求人票を見て「いいじゃん!」と思えばガンガン進めていって内定もらって、あなたをバカにする会社なんかとはおさらばです。
退職届を出すタイミングについても転職のプロである転職エージェントの担当者に相談をしておきましょう。
退職届は非常に重い意味を持つ書類なので、取り返しがつきません。
くれぐれも自分の判断で退所届を出してしまわないように気をつけてください。
順番さえ間違えなければ、今の職場と揉めることもなく、次の職場でのびのびと仕事することができます。