転職したいけれど職歴があまりに短かったら、本当に転職できるのか不安になりませんか?
あなたはこんなことを思っているのかもしれません。
最初に断言しておきますが、20代なのであれば職歴が長かろうが短かろうが良い転職はできます。
しかし職歴が短いことは一般的に良い事ではないので、きちんと知るべきことを知っておきましょう。
本記事では職歴が短い人が転職する場合に知っておくべきこと、注意点などを7つにまとめてお伝えします。
最後まで読めば、短い職歴を逆に武器にして、転職を大成功させることができますよ!
今の会社でやる気がないのであれば転職した方がいい
どれだけ責任感の強い人でも会社を辞める前提であれば、5年後10年後それ以上の未来を考えた仕事はできません。
長く働く気でいることが大前提であるからこそ責任を持って仕事ができますし、知識や経験を積むことに意味も出てきます。
職歴が短いことを気にして「せめて半年」「せめて1年」「せめて3年」といたずらに就業期間を伸ばす方がいますが、ほぼ意味はありません。
中には、一定期間働いたことを評価する採用担当者もいますが、評価しない担当者もいます。
あなたは一定期間働いたことよりも、やる気や能力を評価してくれる採用担当者のみを相手にすれば良いのです。
職歴が短くて転職を成功させた人はたくさんいる
比較的長く勤める人が多い電気やガスなどインフラ関係の業界でも離職率は10%弱。
離職率の低い業界でも10人に1人は1年以内に辞めており、その中には数日や数ヶ月で辞めた人も含まれています。
そしてそれらの人のほとんどは転職できています。
すぐに辞めるからといっていちいち悩んだり凹んだり迷っててもしょうがありませんし時間の無駄です。
他の人にできてあなたにできないわけがありません。
「次!次!」という気持ちであなたに合った会社を見つけていきましょう!
履歴書の職歴欄は正直に書くのがおすすめ
しかし履歴書の職歴欄は正確に書いておきましょう。
なぜなら正直に書かないで入社後にバレてしまうと、会社との信頼関係がなくなってしまうからです。
最悪の場合、また短期離職してしまうかもしれません。
履歴書には正確に前職の入社日と退職日を記入。
退職理由については面接で詳しく聞かれるので、履歴書には「一身上の都合により退職」のみで問題ありません。
\1〜2日で退職した場合は例外!/
例外的に1~2日で退職した場合、雇用保険の履歴が付いていない場合は履歴書に職歴を書かなくても構いません。
大体の会社は入社して1~2日で新入社員の雇用保険への加入手続きを済ませてしまいます。
しかし入社初日に退職した場合などは、会社も職歴に傷が付くことに配慮して、雇用保険への加入手続きを止めてくれる場合があります。
入社1~2日で退職した場合は、会社に雇用保険の加入状況がどうなっているのかを確認し、履歴が付いていないのであれば、その会社はなかったものとして即転職活動を再開しましょう。
次こそ一生勤める会社!という気持ちで転職活動をする
「前の会社は長く勤めたかったが短期で離職せざるを得なかった。そして次の会社こそ長く安定して働きたい!」
このような考えは転職活動をする上で重要ですが、特に職歴が短い方に意識をしてほしい考えです。
正社員を募集している会社は、長く会社の利益に貢献してくれる人材を求めています。
数ヶ月、数年で離職しそうな人だと感じれば絶対に内定は出しません。
この気持ちをベースに履歴書をかき、面接にのぞむと内定率は格段に上がることでしょう。
なぜ今の会社に就職してしまい、なぜ転職しようと思っているのかを理論的に言葉で説明できるようにする
「次こそ一生勤める会社だ!」と思っているのであれば、なぜ前の会社はダメだったのか、なぜ今応募している会社では長く勤められると思っているのか。
これを理論的に言葉で説明できなければ、職歴の短い人は転職を成功させることはできません。
しかし逆に言えばここをクリアすれば、転職することができることでしょう。
例えば以下のような感じです。
営業職を希望して就職したのに入社したら事務職に配属された。配置転換は早くて1年、遅いと何年先か分からない。このような状況が続くのであれば、職歴が短くなったとしても今転職してすぐにでも営業職に挑戦したい。
長く勤めるつもりで入社した会社だったが、親の介護のためどうしても地元に戻る必要があり、泣く泣く退職することとなった。親の介護のため地元で長く働ける会社を探したところ、御社に行き当たった。
就職活動の段階では良い会社だと思ったが、入社すると社内は汚く怒号が飛び交い残業や休日出勤が日常茶飯事でいわゆるブラック企業だと思った。就職活動の時にはブラック企業というものを意識することもなかったが、実際に自分の会社となると決して受け入れることができなかった。単に私の就職活動の時にリサーチ不足だが、この度の転職活動では入念に様々な企業を比較検討した結果、御社が最も長く安定して利益に貢献できそうだと思い応募をさせてもらった。
このように明確な根拠を面接官の目を見て言うことができれば、職歴が短いと言うことに関しては問題はなくなります。
あとはあなたの能力次第。
もしあなたが仮に感情的に辞めたとしても、後付けでも嘘のない範囲でポジティブなものを作り込みましょう。
あなたは自分に合った仕事にすぐ方向転換できる能力を持っている人
嫌だと思いながら仕事を続けたところで、身につく経験や知識なんてたかがしれています。
それよりも早くあなたの興味のある会社に転職をして、長く勤める気のある会社でどんどん経験と知識を積み上げていきましょう。
嫌な会社に残ったあなたと、あなたが興味のある会社に転職したあなた、1年後を想像した時にどっちの方が楽しそうですか?
今でも1年後でも転職するのは一緒ではありません。
1年後のあなたの能力には大きな差が出るのは明白ですし、どうせ辞める会社に残ったあなたのメンタルは凹んでいます。
今転職する方が明るい気持ちで転職活動もできるので、よりいい会社に転職できる可能性も高くなります。
決めたのであれば即行動。
早速転職活動を始めていきましょう!
職歴が短くても転職できる会社は大手転職エージェントに集まっている
しかしその担当者がどの企業にいるのかはあなたには分かりません。
そこで利用するのが転職エージェント。
転職エージェントは年がら年中採用担当者と打ち合わせをしているので、どの会社がどんな人材を求めているのかを知っています。
そして多少職歴が短くても、書類選考に通るであろう求人を紹介してくれます。
中でもマイナビジョブ20’sは20代の転職に特化しており、入社後間もなく転職を希望している人や、退職をした人の転職サポートに特化しています。
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すぐに転職するか決めていなくても、まずは転職できる可能性のある求人を見てみないことには転職活動を本格化するかどうかも決められません。
まずは登録をしてカウンセリングまで済ませてしまいましょう!