就活を頑張って新入社員として入社したものの「もう辞めたい」と思う毎日。
私はそんな日々を送りつつも中々辞める勇気が出ずに、ずるずると3年も勤めてしまいました。
今思えば「もう辞めたい」と思った時にもっと能動的に動いて求人を調べたり情報を取りに行ったりしたら良かったと思っています。
本記事では昔の私のように、新入社員でありながらもうすでに辞めたいと考えているあなたに向けて、知っておいて欲しいことを5つにまとめました。
新入社員でも「もう辞めたい!」という直感は大事
とある研究によると直感の的中率は90%を超えるという研究もあるほど直感は大切。
しかしあなたが周りに「辞めたい」と漏らすと、思いとどまるように言われるかもしれませんね。
あなたのことを思ってくれている家族や友人の言葉も当然大切です。
しかしあなたが後悔なく生きていくためには、直感を大切にしましょう。
直感で今の会社が嫌だと思っているのに働き続けると、いつかどこかで限界が来て会社を辞めてしまい「もっと早く辞めておけばよかった」ということにもなりかねません。
しかし「もう辞めたい!」と思ったからといってすぐに辞めてしまってもいけません。
「辞めたいと思ったら辞めたらいい」と乱暴なことを言っているつもりはありません。
周りに流されてもいけませんし、自分で自分を甘やかしてもいけません。
あなたの人生にとって辞めた方がいいのか辞めない方がいいのか、真剣に向きあって出た答えが「もう辞めたい」なのであればそうすべきです。
・直感を大切にしないと後悔する
・自分の心の声に正直に
・甘えず流されず自分の将来を考える
新入社員で入った会社を辞めるとちょっともったいない気がする
今辞めたら就活が無駄になるし、もったいないんじゃ無いかな…
あなたにとって一番大切なのは、これからの社会人人生を納得して楽しく過ごせる会社はどこなのかということです。
就職活動で失敗してしまったのは残念ですが、過ぎてしまったことは仕方がありません。
今更就職活動はもうできませんので、そこは忘れてしまいましょう。
優先順位のNo.1はあなたの未来です。
そもそも社会経験もない学生が就職活動をして、あなたに最も合う天職に巡り会うなんて可能性の方が遥かに低いんですから。
日本には400万もの会社があります。
あなたはまだあなたに合う会社に出会っていないだけです。
・最初に入った会社があなたの天職である可能性の方が低い
・日本には400万の会社がある
・学校では簡単に転校はできなかったが、社会人は転職できる
半年、1年、3年続けるのは時間の無駄
もう今の会社でやる気がないのであれば、今の会社で吸収できる経験やスキルは僅かなものです。
それよりもあなたが辞めるなんて発想すら湧いてこないような、あなたにとっていい会社で働いた方がよほど将来につながります。
「どうせ辞めるんだし」と思っていると、仕事に責任感も生まれませんし、経験やスキルを習得しても辞めたらほぼ意味がなくなるので本腰が入りません。
逆にいずれ辞める会社で本腰を入れて働くと非常にもったいないことになります。
なぜならその会社で得た経験や知識や人脈などが最も生きるのはその会社だから。
どうせ本腰を入れて仕事をするなら、長く勤める会社で積み重ねていきましょう。
また転職の際に、短期離職したことが気になるかもしれませんが、短期離職することはもうどうしようもないことです。
短期離職することが嫌で長く勤めるのも時間の無駄。
しっかりと短期離職したことを面接の時に説明して面接官に納得してもらえたら、内定は十分に獲得できます。
・やる気のない会社で得られる経験や知識なんてたかが知れている
・同じ時間を過ごすならやる気のある環境で濃い時間を!
・一定期間勤めたことを評価する会社もしない会社もある
20代の新入社員なら、今の会社を辞めても次の会社はある
特に入社3年以内の新入社員は第二新卒と呼ばれ転職市場で非常に人気があります。
新入社員が転職活動をする際は、社会経験が何十年とあるような人たちとは全く別の採用枠になるので、新入社員であることに負い目を感じる必要もありません。
20代を欲しがっている会社が欲しいのは、これから長期にわたって会社の利益に貢献してくれる人。
つまり若くなければいけないのです。
利益が出ているけれど若手社員の育成を怠っていて、若手を採用している中小企業や大手企業の一部門はたくさんあります。
そのような企業の多くは新卒ではなく、一旦他社で内定を得て転職市場に出てきた第二新卒を採用します。
第二新卒は、他社が一度内定を出しているので一定以上の優秀さが期待でき、ビジネスマナー研修なども他社で終えているため教育コストが少なくて済むからです。
これらの企業の多くは転職でした入社できない企業も多くあります。
20代のうちであれば、あなたに合った企業に巡り会うために2~3回くらいであれば転職を繰り返しても問題ありません。
問題なのは一つの会社に意味もなく固執してしまうことです。
・20代の求職者は転職市場で大人気!
・既に他社が一度内定を出しているあなたは優秀な人材
・2~3回転職しても最終的に勝ち組になればOK
もう辞めるなら転職エージェントに登録だけしておく
「今すぐ辞めたい!」と言う気持ちは分かりますが、転職の順番としてはまずは転職エージェントへの登録からです。
なぜなら転職エージェントに登録をすると求人を紹介してもらい、今の会社と条件を比較することができるからです。
退職届は一度出したら最後。
もう後戻りはできないものと思っておきましょう。
退職届を出したものの、思うように転職先が見つからず「やっぱり来月までは居させてください!」というのは通用しないのです。
転職エージェントはあなたが転職できる可能性のある企業の求人しか紹介してきません。
一般的には5社ほどの求人票を紹介してもらえるので、その求人の内容を見て転職活動を本格化するかどうかを決めましょう。
「もう辞めたい!」と思ったほどの会社が実は思ったほど条件が悪い会社ではないと言うことが確認できるかもしれませし、今すぐ転職活動すべきだということの確認ができるかもしれません。
「もう辞めたい!」と思っている瞬間は極めて主観的に考えてしまっているので、転職のプロである転職エージェントの担当者の客観的な意見も参考になります。
・退職届よりも転職エージェントへの登録が最優先
・退職届は取り返しがつかない
・転職エージェントに登録したら、求人情報を3日後に確認できる