そういう直感って大切です。
しかしあなたは新卒でまだ社会経験がほぼありません。
すぐにでも転職すべきかどうなのか、なかなか判断が難しいと思いませんか?
そこで本記事は新卒の方で「入る会社間違えた!転職したい」と感じたことのある方500人にアンケートを実施し、その結果についてランキング形式でご紹介します。
またあなたが転職すべきかどうかの判断基準と考え方についてもお伝えします。
「入る会社を間違えた!転職したい!」と思う時

新卒入社の方がどのような時に「入る会社間違えた!転職したい」と感じたかをランキング形式でご紹介します。
質問:どのような時に「入る会社間違えた!転職したい」と感じましたか?
アンケート実施人数:450名
有効回答数:420
実施日:2021年12月3日
1位「思った仕事ができない」
- 営業だと思って入社してみたら総務部に配属された
- 想定していた仕事と違いがっかりした
といった声が多く寄せられました。
大きな会社に総合職で新卒入社した場合は、希望する職種や部署に配属できないケースがよくあります。
この場合、次の配属が変わるタイミングまで待つしかありません。
想定していた仕事と違ったという漠然としたケースは、企業側が選考の段階で伝えるべきことを伝えていない可能性、また求職者自身のリサーチ不足という可能性も考えられます。
2位は「パワハラがある」、3位は「体育会系」
パワハラや体育会系については、会社に染み付いている社風の可能性が高く、このような会社にい続けることを決めたのであれば社風を受け入れる必要があります。
出世するためには会社の考え方を受け入れる必要があるからです。
4位「残業や休日出勤が多い」、5位「お仕事内容の割に給料が安い」
これらは一括りにすると労働条件が悪いということになります。
もし応募した時に約束していた条件と違うのであれば、まずは会社に話をしてみるべきでしょう。
6位「社員のやる気がない、活気がない」
なかなか困ったものですね。
新入社員が入ってきて元気一杯でも先輩社員が引いていれば、やる気を削がれてしまいますね。
7位「会社が汚い」
歴史ある社屋利用して古くなっているというのであれば、ある程度仕方ない部分があるかもししれません。
しかし整理整頓がされていない社内なのであれば、事業も整理がついていなかったり社員を大切にしていない可能性もあります。
8位同期が「入る会社間違えた」といっている
いかにも日本人らしい理由ですね。
人がダメだといっているから自分もダメだと思う、という考え方で辞めてしまうとその後苦労する可能性が極めて高くなります。
本当に会社を辞めた理由が何かわからないため、次の会社に何を求めていいのかわからなくなるからです。
9位「会社は悪くないが部署や上司の評判が悪い」
会社自体はものすごくホワイトでいい会社なのに、自分が所属している部署の部長や直属の課長などの上司がブラックである場合です。
この場合は、配置換えのタイミングと可能性を前例から確認し、配置換えのタイミングまで待てるのであれば待てば良いでしょう。
即転職ではなく様子見するべきケース

あなたも様々なことを考えて「転職したい!」という考えに至っているのだと思います。
しかしあなたが「入る会社間違えた!転職したい!」と考える理由によってはすぐに転職するのではなく、少し様子を見たほうがいい場合もあります。
それは、転職する理由が具体的ではない場合。
例えば、先程のランキング1位の「思った仕事ができない」は以下の二つの例がありました。
- 営業だと聞いて入社してみたら総務部に配属された
- 想定していた仕事と違いがっかりした
一つ目は「希望した職種と違った」という具体的な理由であるのに対して、二つ目は漠然としています。
漠然とした転職理由では、また同じ理由で転職を繰り返すことになりません。
即転職活動を開始すべきケース

即転職活動を開始っすべきなのは、転職したい具体的な理由がある時。
そしてその転職したい理由が今の会社では覆らない時です。
営業だと聞いて入社してみたら総務部に配属された、という場合ではまずは配置換えの希望を出せるのか、配置が変わるのであればそれはいつ頃かというのを確認します。
しかし確認したものの、新卒が配置換えの希望を出したところで希望が通る可能性はなく、配置が変わるタイミングも半年以上ある、ということがわかれば転職活動を開始した方が良いでしょう。
すぐに退職してはいけません。
1年~3年は続けるべき?

とはいえ転職と言われても、せっかく就職した会社をすぐに辞めるのは勇気が要りますよね?
特に、新卒で入社してすぐに辞めるときは
- 経験も知識もないのに転職なんてできるんだろうか
- もう少しキリの良いところまで働いた方がいいのではないか
という気持ちが芽生えると思います。
結論から言うと転職は全然可能です。
むしろ、もう会社に長く残る気がないのに1年も3年も働き続ける方がやばいです。
やる気がない状態でいくら働いたところで、身に付く経験や知識なんてものはたかがしれています。
それよりも新しい会社に転職してやる気のある状態でバリバリ仕事をしていく方が遥かに社会人としてレベルアップします。
そして知識や経験がない状態でも新卒入社3年以内であれば、転職できる会社はいくらでもあります。
20代の若者は転職市場では大人気。
新卒入社3年以内の20代のことを第二新卒と呼びますが、第二新卒しか雇用しないという方針の企業があるほどです。
確かに1〜3年一つの会社に勤めた人のことを評価する採用担当者もいます。
しかし同時に働いた期間よりも将来性や人格を重視する会社もあります。
あなたが転職すべきは後者の会社。
不満のない会社は無い

転職して「また変な会社だったらどうしよう」と言う不安はつきもの。
しかしこればかりは転職してみないとわかりません。
100%あなたの要望を叶える会社はありませんし、仕事をしていて一つも不満が出てこない会社はありません。
なぜなら会社はあなたのために存在するのではなく、社会のために存在するからです。
しかしその会社の中でも、
- あなたが感じる不満が少ない会社
- 不満よりも楽しさが会社
は存在します。
学生は簡単に転校はできませんが、社会人は自分の意思でいつでも転職できます。
転職グセがついてもいけませんが、万が一また間違った会社に入ってしまえば転職したらいいんです。
何事も動いてみなければ結果は出ません。