でも今辞めたら色々教えてくれた先輩や上司に申し訳ないし、今までやってきた仕事が誰かにのしかかる…。
そして何よりも大きなトラブルも渡すことになっちゃう。
そんな不誠実なことは許されるんだろうか?
でもこのまま勤め続けるのは自分が損するだけなんじゃ…。
一体どうしたらいいんだ!
私は新卒で入社した企業は早々に
- 合わない
- 長く勤めることはない
と思っていたのですが、
- 辞めると会社にもお客さんにも迷惑がかかる
- まだ会社の利益に貢献していないのに辞めるのは不誠実なんじゃ…
- 辞めるのが怖い
と考え、なかなか辞める決断ができず、3年も勤めてしまいました。
当時の自分が目の前にいるのであれば「すぐに辞めよう!」とアドバイスすると思います。
なぜならルールに則って退職し引き継ぎを行えば、退職は迷惑でも何でもないから。
どれだけ良い会社でも社員は退職しますし、これが問題となることはありません。
辞めたのが課長でも部長でも社長でも会社は回る仕組みを持っています。
会社は人が辞める前提で設計されているのです。
この記事では、「退職すると迷惑がかかる…」と思い込んでいるあなたの不安を解消し、気持ちよく退職するための心構えと方法をお伝えします。

\まずは結論!/
「迷惑がかかっても良いから辞めてやる!」などと思い、退職届を突き付けるのはちょっと待ってください!
また以下のように退職をするのは、本当に迷惑です。
- 退職代行を使う
- いきなり会社に行かなくなる
- 連絡が取れなくなる
気持ちに余裕を持って、気持ちよく退職するためにも、まずは転職エージェントに求人を紹介してもらいましょう。
そして転職エージェントの担当者に、あなたに合った退職する方法を教えてもらうのです。
転職エージェントに登録をすると、3営業日以内にリモートで求人を紹介してもらえます。
そしてその際に、退職に関する疑問や不安を全て解消してくれるでしょう。
今登録したら3日後には「退職すると迷惑がかかる…」と思っている不安が嘘のようになくなりますよ!
入社間も無く辞めるのは不誠実なの?

入社間も無く退職をしても不誠実ではありません。
なぜなら社会人はルールにさえ則っており、人間関係が良好であればほぼ全てのことが問題ないからです。
- 会社は入社後に合わないことが分かる可能性も十分に理解している
- 退職した後の会社はあっさりしたもの
- あなたが思う誠実を実行すればいい!
入社後に合わないことが分かる可能性も十分に理解している。
入社して大した期間働いてもいないのに退職することに抵抗がある気持ちは分かります。
あなたも合わない会社に入社してしまって、時間を失った喪失感もあることでしょう。
しかし会社が合う合わないというのを入社前に判断するのは無理です。
あなたは社会経験が無い状態で今の会社を選んだじゃないですか。
働いた経験もないのにその会社が合うか合わないかなんて分かりませんよ。
そして入社してから「合わない」と思う新卒がいるということも会社は理解をしています。
そのために試用期間というものも設定されているのです。
退職した後の会社はあっさりしたもの
あなたが会社を退職した後に、あなたの存在はどのように扱われると思いますか?
「あいつはダメだった」とか言われるような妄想をしていませんか?
実はあなたが退職した後、あなたの名前が出てくることはほぼありません。
何事もなかったかのように会社は回っていきます。
これは新入社員が辞めた時に限らず、課長や部長、社長が辞めても対して変わりません。
辞めた直後は多少は「あの人どのに転職したのかな?」とか話される場合はありますが、1週間もすれば忘れられます。
そしてあなたの気持ちも同じようなもの。
退職前にはあんなに気にしていたことが嘘のように会社が関係なくなります。
誠実に退職することも大切ですが、一番大切なのはあなたの未来であることを忘れずに。
そのためには次の会社を決めてから辞めること。
最低限転職エージェントへの登録はしておきましょう。
あなたにとって転職エージェントを利用する最大のメリットは、退職するにあたって何が不誠実で、どうすれば迷惑をかけないのかが解ることかもしれませんね。
転職エージェントは無料で相談に乗ってくれますし、今まで退職した新卒を何人もサポートしてきているのでとても心強い味方です。
あなたが思う誠実を実行すればいい!
退職の際に何を持って誠実なのか不誠実なのか、その明確な答えはありません。
あなたが思う誠実を実行すれば、大体は問題なく進んでいくでしょう。
とはいえ、上司によっては「不誠実だ」「教えたばかりなのに」と言われる可能性も十分にあります。
しかしあなたが思う誠実な行為を実行したのであれば、もうそれ以上何をする必要もありません。
入社してから今まで教えてもらったからといって、あなたの今後の人生を全て会社や上司に差し出すわけにはいきませんからね。
辞めると仕事を教えてもらった先輩や上司に失礼・迷惑?

残念がられるということは期待されていたということ!でも優先すべきは自分の人生だ!
仕事を辞めるとあなたの先輩や上司は残念に思うでしょう。
しかしそれは仕方がないことです。
なぜなら、先輩や上司にお世話になったからといって、あなたの大切な時間を差し出すわけには行かないから。
- いずれは辞めるのに長く勤める方が後々もっと迷惑をかける
- 筆者は退職するタイミングを逃した、1年無駄にした
- 先輩も上司も周りの人か自分が辞めた経験を持っている
いずれは辞めるのに長く勤める方が後々もっと迷惑をかける
いずれ辞めると決めているのであれば、退職するタイミングは早いに越したことはありません。
なぜなら先輩や上司はあなたが辞めない前提で教えてくるから。
これからあなたが身に着ける知識や経験はいなの会社に居てこそ力を発揮するもの。
どうせ同じ時間を使って仕事をするのであれば、絶対に新しい会社です。
あなたがこれから何を覚えても、何を身につけても、ほぼ全て捨てることになるんです。
経年を捨てるのは時間を捨てるようなもの。
もう辞めると決めているあなたは、今から退職するまでの時間は捨てる時間です。
筆者は退職するタイミングを逃した、1年無駄にした
筆者は新卒で入社した会社で早々に合わないと感じていました。
しかし
- 辞めると会社にもお客さんにも迷惑がかかる
- まだ会社の利益に貢献していないのに辞めるのは不誠実なんじゃ…
- 辞めるのが怖い
と考え、転職のタイミングを先延ばしにして2年の月日が経ちました。
「もう辞めよう」
そう思った時に転勤になりました。
- 転勤したら何か変わるかもしれない
- 転勤先は合っているかもしれない
そう思い辞めることは思いとどまり転勤を受け入れました。
しかし同じ会社であれば場所が変わっても社風は変わりません。
転勤したものの場所が変わっただけで会社が「合わない」という現実は一ミリも変わりませんでした。
そして新しい上司のもと、転勤直後に辞めるとも言い出せずにさらに1年の時間が経過します。
営業だったがやる気のない私の一年は以下のようなもの。
今思うことここまで開き治っている私って最悪だったと思います。
文字にしてみるとひどいですね。
でも本当にこんな1年間を過ごしていました。
給料は少なかったですが、仕事してないのにお金もらえてたなんて…。
ちょっと今自分で振り返ってみても、自分で引いています。
この経験からあなたに間なんてほしいことはただ一つ。
先輩も上司も周りの人か自分が辞めた経験を持っている
あなたの先輩も上司も、周りの人が退職した経験を持っています。
もしくは先輩や上司が転職組だった場合は自分自身が辞めた経験を持っています。
つまり退職するあなたにとっては、辞めることは初めての経験なので大事のように感じているかもしれませんが、先輩や上司からすると「たまにあること」なんです。
社会人であればそのうち社員が辞めることは理解していますし、周りの人が退職することも経験しています。
今の日本では一つの会社に勤め続ける人の方が少数派。
退職の際にあなたがルールさえ守っていれば問題ありません。
しかし中にはあなたに経験がないことをいいことに
- 退職するときに有給使うなんて聞いたことない
- 最後はこうするもんだ
などと言ってくる会社もあります。
私が新卒入社した会社がそうでした。
そんなことがないように他社ではどうなのか、一般的な事例を知っておきましょう。
特に転職エージェントは退職に関して、法的なことも知っていますし、実際の細かい事例の経験も知っています。
退職して迷惑がかかるのは仕方がない?

会社は社員が入れ替わることを前提に設計されています。
そのため一社員が辞めるたびに、その社員が迷惑を考える必要はありません。
しかしだからと言って、退職届を提出していきなり会社に行かなくなったり、いきなり連絡が取れなくなったりするのはいけません。
- 多少なりとも迷惑はかかる感覚にはなる
- 私が課長で退職した時の話
- 会社とは仕事をチームプレイで回すためにある
多少なりとも迷惑はかかる感覚にはなる
退職するとなれば多少なりとも会社の人に迷惑をかける感覚になるでしょう。
人間であれば当然のことです。
確かに入社したばかりのあなたが会社を辞めると、以下のような迷惑が会社人かかることが予想されます。
その感覚は正常なものですし、他人の立場に立って考えることができる素敵な考え方なので大切にしておいてください。
しかしあまりに過剰に「会社に迷惑がかかる…」と考えていると、いつまでも転職できません。
私が課長で退職した時の話
私は今の会社を立ち上げる前は、化成品商社で課長をしていました。
課長を辞める時でも退職予定日の1ヶ月前に退職届を出したらOK。
一般社員が辞める時と大きな違いはありません。
しばらくは課長の仕事を私の上司が兼任することになりました。
会社には社員が辞めた際の仕組みが整っており、経験則もあります。
ちょっと寂しさも感じましたが課長という管理職でもいざ退職するとなるとこんなもの。
新入社員であればさらに影響は少ないものです。
会社とは仕事をチームプレイで回すためにある
会社というものは1人で成し得ない大きな事業をなるために存在します。
1人ではできないから大人数で事業に取り掛かるのです。
そのため会社では社員が急にいなくなることも当然想定されています。
管理職の人がいなくなれば、その一つ上の管理職が一時的に兼任します。
社長がいなくなれば、社長代理をする役職の人が決まっています。
そして新入社員は数年経つと一定数辞めることは織り込み済。
最も迷惑をかけない退職方法とは?

最も迷惑をかけない退職方法。
それは就業規則に則って退職をすることです。
なぜなら会社員はルールが全て。
- 法律上は2週間で退職できる
- いきなり辞めると本当に迷惑をかけることになる
- 就業規則が確認できない場合
法律上は2週間で退職できる
法律上は退職予定日の2週間前に退職届を出したら良いということになっています。
しかし会社によっては就業規則で1ヶ月と定めていることもありますし、1ヶ月前に退職届を出すというのが一般的ではあります。
もちろん法律と就業規則では法律の方が強いのですが、あなたも会社の一員である以上は会社の定めたルールに従うのがマナーというもの。
就業規則には1ヶ月と書いてあるのに、一方的に法律を持ち出して2週間での退職を主張するのはちょっと非常識です。
しかしあなたは新入社員。
先輩や上司に比べると引き継ぐ仕事の量も少ないので、希望をすれば2週間やそれ以内の期間で退職できることもあるかもしれません。
どれだけの期間で退職できるかは、あなたと上司で決めていきます。
原則は就業規則に則っていれば問題はありません。
その上で円満退職となるよう、良好な人間関係を保ちながら退職をしましょう。
特に引き継ぎは大切です。
就業規則に則って、引き継ぎもバッチリであれば、問題なく退職できます。
いきなり辞めると本当に迷惑をかけることになる
まだ社会経験の少ない新入社員の中には、いきなり退職する人もいます。
いわゆるブッチですね。
あなたは「会社に迷惑をかけてしまったらどうしよう」と思っているくらいなのでそんなことはしない人間です。
しかし今後仕事に行き詰まってしまったら、いきなり会社に行かなくなることが選択肢に出てくるかもしれません。
いきなり会社を辞めるのはどんな事情があれ、良くありません。
なぜなら退職の意思があるのか、事故か何かに巻き込まれたのか、判断がつかないから。
会社を辞めるのはアルバイトとは訳が違います。
社会保険や年金など様々な手続きがあるのです。
これらをいつまで継続すべきかわかりませんし、年金手帳も会社に残った私物の処理にも困ります。
要は会社の人に多大な迷惑をかけてしまうんです。
これはいきなり会社を辞めた本人にも大きな禍根を残します。
「自分は会社をぶっちして辞めたやつ」
と自認してしまえば、大きな地震を喪失することになってしまいます。
就業規則が確認できない場合
中には就業規則を意図的に社員に渡していない会社もあります。
そんな場合は、まずは会社に就業規則を見せてもらえるよう要求をしましょう。
その会社で働いているあなたには、その会社の就業規則を見る権利があります。
一般的に就業規則には、退職に関して以下のように記載がされています。
【退職手続きについて】
社員が退職しようとする場合は、その事由を付し、少なくとも1か月前までに退職願を提出しなければならない。
未来のあなたに迷惑をかけないことも大切

綺麗な辞め方をすると、自分に自信を持つことができます。
社会人としての常識を知っており、実行したからです。
「辞めてしまえばもう会うことはないから」という気持ちからか、社会人でいい歳をしていても無茶苦茶な辞め方をする人は一定数います。
しかし無茶苦茶な辞め方をしてしまうと、その後の社会人人生に自信を持つことはできないでしょう。
たった一回無茶苦茶な辞め方をしただけで、その後の社会人人生に翳りが出てくるかもしれません。
- いい辞め方をすると、退職後のあなたの人生にもいい影響がある
- 不快な辞め方をした人の末路
- 多少なりとも迷惑をかけたことを根に持たれるんじゃないのか?
いい辞め方をすると、退職後のあなたの人生にもいい影響がある
いい辞め方をすると、退職後も気持ちよく過ごすことができます。
なぜなら意外と無茶苦茶な辞め方をする人が多い中、「自分は規則通り、人間関係も良好に退職した」という自信がつくからです。
もう会うことはないと思っていても、人と人はどこで繋がっているのか分からないもの。
不快な辞め方をした人の末路
その会社の人と今後会うことはないとはいえ不快な辞め方をすると、「自分は不快な辞め方をした人間だ」と自分のことを認識をしてしまいます。
自分だけは騙せないですからね。
誰でもわかっていることなのに、いざ自分が辞めるとなると不快な辞め方をする人がいるから不思議です。
あなたに限って、このようなことはしないと思います。
しかし退職届を出して退職日が決まると、どこか気持ちに「もう辞めるし…」という気持ちが芽生えてきてしまうかもしれません。
そうなってから責任を果たすのが社会人。
そして退職するまで責任を果たすと、あなたも次の会社で自信を持って仕事ができるのであなたにも大きなメリットとなります。
いざ退職すると決まってから、適当に退職日まで過ごしてしまうと次の会社でも「最悪辞めたらいいや」みたいな気持ちが出てきてしまうかもしれません。
そんな自分嫌ですよね?
多少なりとも迷惑をかけたことを根に持たれるんじゃないのか?
「どれだけ迷惑をかけないようにしても、多少なりとも迷惑はかかるんだから根に持つ人はいるんじゃないか?」と思うかもしれません。
しかし退職予定日の1ヶ月前に退職届を出しており、そこから引き継ぎ業務などをしっかり行ったのであれば、あなたには問題がありません。
十分な時間があったにも関わらず、引き継ぐ担当者や会社の都合で不完全な形で退職をしてしまったのでされば、それは会社の問題です。
引き継ぎにベストを尽くしたら、あとは次の会社での新たなスタートに向けて全力を尽くしましょう。
あなたが退職日までに、少しでも後任者の負担を減らすべく仕事をしていたのであれば、根にもたれる筋合いはありません。
引き継ぎ書を作成して、あなたもコピーを持っておけば万全です。
あなたができる限りの引き継ぎを行なっても根に持つ人がいれば、その人は何をしても根に持つ人です。
あなたがそんな人に関わっている時間が勿体無い。
最後に
もう辞めると決めている会社に対して「迷惑がかかる…」と考えてしまうあなたは責任感の強い人。
あなたに合っている会社に転職することができたのであれば、きっと仕事ができる人になることでしょう。
20代のうちは自分に合う会社を探す旅。
今の会社が合っていなかったのは残念ですが、それも勉強です。
- 入社間も無く辞めても不誠実ではない!
- 先輩や上司は残念がるだろうが仕方がない!
- 会社は従業員が入れ替わる前提で設計されている!
- 就業規則に則って退職すれば問題ない!
- 綺麗な辞め方をして、誇れる自分を!
