休日出勤って嫌ですよね。
いつもだったら遊び呆けているのに、明日が仕事だとテンション駄々下がり。
仕事だから仕方がない…。
でもこの仕事を続ける限り、休日出勤はこの先も避けて通ることはでいない。
そんなあなたはいつの間にか休日出勤が当たり前になり、近い将来、後輩や部下にも休日出勤を当たり前のように命じる立場になるかもしれません。
本当にそうでしょうか。
本記事では「休日出勤が多くて会社を辞めたい」と考えているあなたに知って欲しいことを8つにまとめました。
休日のちょっとした出勤や研修も許してはいけない

休日とはその言葉の通り丸一日休みの日です。
あなたの休日は本当に丸一日休日ですか?
あなたの常識やあなたの周りの人の休日事情と比べてちょっとでもおかしいと思うのであれば、記録をしておくことをお勧めします。
休日出勤した日時、内容、累積時間などをメモ、アプリ、メールで記録しておけば証拠となります。
休日出勤は当たり前?辛い、嫌だと思うのは甘え?

まず世間一般的に休日出勤は当たり前ではありません。
一般的な企業では原則休日出勤は無く、やむ終えなく休日出勤となった場合は速やかに代休を取るのが当たり前です。
世間一般の60%以上の労働者は、少なくとも月に8回、つまり週に2日以上のお休みをとっています。
入社時の求人情報を思い出してみてください。
「週休2日制」や「年間休日120日」などと記載がありませんでしたか?
それがいざ入社してみたら休日出勤が当たり前で「世の中こんなもんか」などと無理やり自分を納得させていませんか?
私は休日出勤の多い会社に入社をしてしまい社風に飲み込まれてしまい、次第にに慣れてしまいました。
社内には休日出勤するのが偉い休日出勤をするほど仕事をしていないのは甘えだという空気が流れていました。
しかし休日出勤は当たり前ではなく、本来の会社との約束が違います。
休日出勤を強いられて代休無しが実態の会社はどうしたらいい?

休日出勤があれば代休を取るのが世間一般の企業では当たり前です。
でもあなたの会社は代休という概念すら無いんですね?
さすがに上司や会社が「代休無し」と公言することはないでしょうが、空気で縛られているのでしょう。
このような会社なのであれば、あなたの会社は休日出勤が常識の会社。
休日出勤が当たり前の会社で休日出勤をしなくて良いようにするには、3つのやり方があります。
一つは会社や上司の嫌味などを全て無視して休日出勤を拒否したり、代休をしっかり取ること。
もう一つはあなたが会社の上層部に上り詰めて、社風を変えることです。
しかしやろうとしていることは、ただ普通に休みたいというだけのこと。
会社や上司などのいうことを無視して我が道を貫いて会社に居続けることは極めて難しいでしょう。
また会社の上層部に上り詰めるということは、あなたの仕事人生をかけなければなりません。
バカらしいですよね。
そうなるとあなたの長い人生を考えた場合、一番妥当な選択肢は転職でしょう。
休日出勤を「辛い」「嫌だ」と思うのは甘え?

休日出勤は本来あなたの正当な休みである休日に労働させられるものなので、「辛い」「嫌だ」という感情が出てきて当然です。
だからと言って「休日出勤はしません」「代休を取ります」とハッキリと会社に伝えるのはなかなか勇気が要りますよね。
ましてや休日出勤が当たり前の会社であれば尚更です。
しかしこの休日出勤を「辛い」「嫌だ」と思う気持ちを忘れてはいけません。
なぜなら、慣れてしまうとあなたは休日出勤が当たり前と思うようになってしまうからです。
もしかしてあなたは休日出勤することに慣れていませんか?
そして「仕事が回らない」などと一端の社会人ぶった言葉を漏らしながら、会社に言われるがまま代休を取らずに働き続けていませんか?
会社はあくまであなたの人生のほんの一部。
生活をするためのお金を稼ぐ手段の一つです。
その会社に対してあなたの人生そのものである時間を捧げるというのはあまりにもったいない。
「辛い」「嫌だ」と思うのは甘え?と思うのは黄色信号。
休日はどれくらいからが少ない、と言えるの?

月間で休みが9日以下だったら休日出勤などが多い、休みが少ないということができるでしょう。
法律では会社は労働者に週に1日以上、もしくは月に4日以上の休日を与えなければならないと決められています。
これを聞くとちょっと少ないように聞こえるかもしれませんね。
厚生労働省が2019年に発表した「就労条件総合調査」によると労働者一人当たりの年間休日の平均は114.7日。
月平均にすると9.5日となります。
年間休日は100〜109日(8.3〜9日/月)が最も多く、次いで120〜129日(10〜10.1日/月)で割合で見るとこのゾーンが全体の約60%を占めています。
よって月間休日が8日以下であれば、あなたの休日は世間一般よりも少ないということができるでしょう。
年間休日100〜109日は年間休日100〜109日、土日もしくは平日に2日以上の休みがある状態ですね。
休日出勤が多くて辞めたい、という転職理由はアリ?

しかし転職するとなると大きな疑問が湧いてきます。
果たして「休日出勤が多くて辞めたい」というのが転職の理由になるのかということです。
結論から言うと、応募する企業に対して休日出勤が多いことを主な理由として転職理由、志望理由にするのはナシ。
なぜなら、あなた以外の転職希望者がポジティブで魅力的な転職理由を語った場合、あなたは負けるからです。
あなたの気持ちは分かります。
正直に言いたいですよね。
別に応募先に対して嘘をつくという訳ではありません。
ただ今の会社を退職する理由の一つとして休日出勤が多かったことを挙げるのはOKです。
休日出勤が原則無い会社が存在する

休日出勤が当たり前の会社に勤めているあなたには俄かに信じられないかもしれませんが、休日出勤が原則無い会社が60%以上です。
これは厚生労働省の調査からも明らかです。
でも今の会社に勤めていると休日出勤があるのが当たり前のように感じますよね?
その常識は今すぐにでも捨ててください。
あなたが休日出勤が当たり前の会社に勤めているのであれば、転職をすれば休日が劇的に増えることでしょう。
休日出勤が原則無い会社でやむをえない休日出勤があったとしても、その際には代休を取ることを指示されます。
そして休みの日に研修や上司からの電話があることもありません。
世の中様々なハラスメントが叫ばれている中、休日出勤が多い会社はちょっと遅れているのでしょう。
今の一般的な会社は就業時間内で最大のパフォーマンスを出すことを求められます。
これは逆に実力が露呈するので怖いと感じることもあるかもしれません。
しかしあなたはまだ若いので、仕事の実力は今からつけていけばいいのです。
一番怖いのは休日出勤が当たり前の会社で慣れてしまい、あなたもその一員になってしまうこと。
休日出勤の無い求人は大手転職エージェントにある

休日出勤が辛いのであれば、休日出勤のない会社に転職する必要があります。
しかしそんな会社どうやって見つけるのか分かりませんよね?
休日出勤のない会社、休日がしっかりと管理されている会社は、転職エージェントに集まっています。
転職エージェントとは求職者と人材募集をしている企業をマッチングさせるサービス。
転職エージェントに登録をするとあなた専任の担当者がつくので安心です。
何が安心かというと、応募する企業の実態をよく知っているのです。
求人票には年間休日120日と記載されているが、実際のところはどうなのか、などという内部事情を知っています。
「休日出勤がない企業に転職したいと希望を最初に出しておけば紹介してくれる求人は全て休日出勤がない企業。