その後私は転職を決意し残業のほとんどない会社に転職。
その後課長に昇進し、私を含めた課のみんながワークライフバランスをとりながら業績を上げられるよう、マネジメントに努めています。
新卒で残業が多い会社に入社してしまうと大変なんですが、意外とその大変さに気づかないもの。
残業が当たり前の会社が1社目だと、あなたにとって残業が当たり前になるからです。
しかし20代で残業が当たり前の社風に染まったら、トータルで膨大な時間を損することになります。
仕事は人生の一部。
プライベートも充実しての仕事です。
この記事では、残業が多すぎて、残業することが当たり前の社風に疑問を持っているあなたに、仕事にプライベートに充実した人生を送ってもらうために知ってほしいことを7つにまとめました。
最後まで読めば、あなたが今の会社に勤め続けるのか、それとも将来的に転職をした方がいいのか、結論が出ますよ!
やりたくない!残業が多すぎるのはどれくらいから?

1日あたり2時間弱、月に30時間を超えたら、自分の会社は残業が多いと思っておきましょう。
しかし世間一般と比べて残業時間が多い少ない以前に、会社と約束している労働時間があなたが働く時間です。
労働基準法で定められている労働時間は8時間/日、40時間/週。
基本的にはあなたはこれ以上の時間働く必要はありません。
仮に1ヶ月に仕事をする日数を20日とすると、1日1時間残業をしたら月に20時間、2時間残業をしたら40時間です。
定時が17時半なのにいつも帰る時間が19時〜20時になっていると残業が多め、と思っておいた方がいいですね。
もしあなたが残業時間を把握していないのであれば、残業時間を記録しておくことをおすすめます。
などの方法があるので参考にしてください。
経営者は残業代を記録している社員がいるだけで怖いと思うものです。
他の社員にも退職時間の記録が波及して退職時にまとめて請求されたり、労働基準法に違反していることの証明になってしまうことを恐れるためです。
特に将来的に転職を検討しているのであれば、記録しておきましょう。
その会社やばい!残業が当たり前なのはおかしい?

残業が当たり前というのは、あなたの会社の社風です。
社風に染まり切っている人は残業するのが当たり前。
長年会社にいる人、つまり会社の上層部の人間ほど残業が当たり前の社風は浸透しています。
よって社員全員が定時に帰るという社風に変わるのは期待できないでしょう。
このような会社はよほど残業が社内で大きな問題になり経営に差し支えが出てくるような状態にならない限り残業が当たり前の社風がなくなることはありません。
もう一つ残業を無くす方法としては、あなたのように会社の残業に問題意識がある人が会社の上層部にの仕上がり、会社を変えていくことです。
末端の一社員が問題提起して残業を無くすことは極めてハードルが高いでしょう。
会社によっては、定時までに仕事を終わらせないと指導を受ける会社もあります。
あなた自身が人生を賭けて会社の残業時間を短くするのもいいかもしれませんが、転職した方が早そうですね。
その社風くだらない!残業する人は偉い?偉くない?

残業が浸透している会社には残業をする人は偉い、という空気が漂います。
私も土日出勤した時は上司に「偉い」と言われました。
転職した今となっては、なんのこっちゃ、といった感じですが。
世間一般的には残業することは偉くありませんが、あなたが多くの時間を割くその会社の中では残業をする人は偉い人。
残業する人は出世する人ということもできるかもしれません。
そんな社風はくだらないと感じるかもしれませんが、残業する人が出世したら残業する社風は変わりません。
注意が必要なのはあなた自身が残業に少しでも慣れてしまうこと。
1時間くらいの残業なんで大したことない、なんて思えば黄色信号。
1日1時間だと月に20時間。
20時間あったら丸一日遊べます。
人生とは時間そのもの。
無駄にせず楽しくいきましょう。
もう嫌!残業を断るには

残業が当たり前の会社で残業を断るにはそれなりに勇気がいります。
しかし残業が嫌で、今の会社にも残りたいと考えているのであれば、残業を断る必要があります。
残業が当たり前の会社では、定時以後になっても上司から業務命令が来ることもあります。
そのような状況を避けるためには上司に「残業をしない」と宣言をする必要があります。
流石にそこで上司が文句を言ってきたら大問題。
将来的にも残業を強制されることがほぼ確定するようなものなので、転職することを検討しても良いでしょう。
しかし受け入れられれば、もう定時で帰ることができます。
定時で帰ると決めたら、意外と今まで残業をしていた仕事もその日のうちに終わらせられるようになったりもするものです。
やりたくない!残業多くて寝不足は本末転倒

残業に残業が重なり終電やタクシーで帰宅、寝不足のまま朝からまた会社。
まさに社畜という言葉がぴったりな残業地獄の方もいるかもしれません。
もう残業が多すぎで寝不足になるのであれば流石に末期。
寝不足は健康を害します。
今はまだ20代で体がいうことを聞くかもしれませんが、若い頃の無理は40代50代になってボディーブローのように効いてきます。
会社の一時的な利益のためにあなたの人生が狂う可能性があるんです。
仕事は寝不足までしてやるものではありません。
というか、寝不足にならなくても成立する仕事はいくらでもあります。
えぐい!残業が終わらないのは会社の事業が破綻しているから

残業しても仕事が終わらないのはあなたの能力が低いからではありません。
会社の事業があなたの犠牲の上に成り立っているからです。
従業員の8時間労働で成り立たない事業なのであれば、その事業は破綻しています。
上司に怒られて、みんな残業して、残業することが当たり前で正義のように感じないでください。
そんな言葉に騙されないでください。
世の中には残業なしであなたよりもたくさんのお給料をもらっている人はいくらでもいます。
残業がない会社は転職エージェントで探す

残業の無い会社を見つけるには2つのステップを踏みます。
まず1ステップ目は転職エージェントで残業の無い会社を紹介してもらうこと。
これでかなり絞り込めます。
2ステップ目はその会社の実態を自分の目で確認すること。
転職エージェントは残業はないと言っていたけど、実際に働いてみたら残業があった、なんてことはあり得ます。
転職エージェントは最善を尽くして残業の無い会社を紹介してくれるでしょうが、それでも最後は自分の会社を見る目を養いましょう。
そうでないと転職をしてから悔いが残ります。
「残業がないって言ってたのに残業があったじゃないか!」と転職エージェントにクレームをつけても働いているのはあなた。
また転職活動をゼロからやらないといけなくなってしまいます。
そのためにも希望の会社の面接が終わったときにやっておいて欲しいことが3つあります。
その3つとは
です。
面接の時に残業について聞くと、仕事に対する意識が疑われる、内定がもらえないかもしれないと思うかもしれません。
しかしなたは残業が嫌で転職をするのですから、ここの確認は必要です。
面接の最後に時間にはあなたからの質問タイムがあるので、失礼のない範囲で実態を確認しておきましょう。
面接後に職場を見せてもらえると、会社の雰囲気が少しわかります。
その中でも特に注意が必要なのが、残業が多い会社と同じ雰囲気が流れていないかということ。
こればかりは具体的に説明することができませんが、残業が多い会社やブラック企業などというのは、経験者にしか分からない雰囲気があります。
あなたは残業が多い会社で時間を過ごしたのですから、少なからずその雰囲気を掴む能力がついています。
あなたの直感を信じて、怪しいと思ったら選択肢から外しましょう。
また就業時間後に会社を遠巻きに見ていると、その会社の本当の退社時間が分かることもあります。
オフィスビルであれば、20時になっても22時になっても電気がついているかもしれません。
転職エージェントはミスマッチがあればクレームになってしまいますし、一定期間内であなたが退職してしまったら転職先からの料金がもらえません。
そのためあなたの希望を無視して残業の多い企業に押し込めるようなことは、まずないでしょう。
自分で確認するのはあくまで自分を納得させるため。
日本には400万を超える会社が存在します。
その中にはあなたが残業なく楽しく働ける会社は必ずあります。
大丈夫。心配いりません。