「転職したい!」と思いながらも気がつけば年の瀬になっちゃいましたね。
- 転職するにも1年にも満たない経験で転職なんてできるのか
- 9ヶ月で辞めちゃうなんであまりに根性がないんじゃないだろうか
いろんなことが頭を駆け巡り、悩んでいることと思います。
ブラック企業で3年勤めてしまった経験を持つ私が最も伝えたいのは、自分に合わないと感じた会社にいくら在籍したところで身につくことはしれているということ。
この記事では入社9ヶ月の新卒が転職するにあたって大切な考え方を7つにまとめました。
入社9ヶ月でも順番を間違わなければ全然転職は可能。
最後まで読めば、2ヶ月後には新しい会社でバリバリ働いているかもしれませんよ!
\まずは結論!/
毎年12月はボーナスの支給が終わると転職市場に優秀な人材が出てくるので、優良企業の求人がたくさん出てきます。
そのため良い条件の求人は多いのですが、数が多いので選ぶのが大変です。
そこで新卒入社9ヶ月のあなたは20代専門の転職エージェントを利用して、あなたに合った求人を紹介してもらいましょう。
まず求人を紹介してもらうと、今の会社に留まるのと転職するのとどっちの方がメリットがあるのかも分かります。
いい条件の求人があればあとは応募して進めていくだけ。
転職エージェントの登録から求人紹介までは家にいながら短時間でできるので、まずはここまで済ませてしまいましょう!
入社9ヶ月はビジネスマナーと伸び代さえあれば転職できる
入社9ヶ月で転職活動となると不安で仕方がないと思いますが、転職活動を始めると案外簡単に転職できるものです。
なぜなら他社で研修を受けて社会常識やビジネスマナーを身につけている第二新卒と呼ばれる20代は転職市場で非常に人気があるからです。
この第二新卒の市場であなたが頭ひとつ抜けるために必要なのはビジネスマナーの基礎を完璧にマスターしておくこと。
これだけです。
第二新卒を採用したい企業は、第二新卒に仕事の経験やスキルなんてものは求めていません。
求めているのはビジネスマナーと伸び代です。
しかし伸び代なんてものは数値化も確認もできないもの。
第二新卒を採用したい企業はまずビジネスマナーができているかを確認し、その上で誠実さや謙虚さ、熱意があるかで採用するかどうかを決めます。
そのため、ビジネスマナーがなっていなければ橋にも棒にもかかりません。
逆にいえばビジネスマナーさえ身につけていれば、誠実さや謙虚さ、熱意で内定を得ることができるのです。
あと3ヶ月勤めて勤務年数1年になることに意味はない

入社して1年も経たないと「あと3ヶ月勤めてキリよく1年働いた方がいいのかな?」という気持ちが少なからず生まれると思います。
しかしいずれは辞めると決めている会社では、あと10年だろうが1年だろうがほぼ意味がありません。
確かに一つの会社で1年10年勤めたことで手に入る経験や知識もありますし、採用担当者の中にはある程度の勤続年数を評価する人もいるでしょう。
しかし
- この会社面白い!
- この会社に長く勤めたい!
- この会社で上を目指す!
と思いながら働く会社で手に入る知識や経験は段違い。
たとえあと3ヶ月で合ったとしても、無気力で過ごす会社と希望に燃えて過ごす会社ではあなたのレベルアップの度合いが違うのです。
もう今の会社を辞めるとこを決めているのであれば、すぐにでも転職活動を開始することをお勧めします。
1社目があなたの天職な訳が無い

日本には400万社もの会社があり、新卒向けには毎年何十万件もの求人で溢れています。
あなたが就職活動をしていたのは学生時代。
社会経験のない学生に、これだけの求人の中から自分に合った一社を選ぶなんて到底無理な話です。
残念ながらあなたの就職活動は失敗に終わってしまったんです。
400万社の中には新卒採用は一歳しておらず、中途採用でしか入社できない優良企業もたくさんあります。
9ヶ月の社会経験を経てかなり社会のことが見えてきたんじゃないでしょうか。
学生はそう簡単に転校ってできませんでしたよね。
今のあなたは合う合わないを自分で決めて選択ができるのです。
次の会社があなたに合っているかは転職してからでないと分からない

とはいえ「転職をして次の会社もまた合わない会社だったらどうしよう」という不安はつきまといますよね。
この不安は入社9ヶ月だから不安に思うわけではなく、転職を考えている人全てに襲いかかってくる不安です。
社会人歴10年でも30年でも転職の時は不安。
なので転職する以上この不安については考えてもしょうがありませんので、乗り越えていく必要があります。
そして次の会社があなたに合う会社かどうかは実際に働き出してから出ないと分かりません。
ちょっと身もふたもない言い方になってすいません。
しかし、転職前にわかることというのはあくまで表面的なことに限られます。
もちろんできることは全てやっておかないといけません。
などですね。
ネット上の情報はあくまで参考程度です。
あまりあてにはなりません。
確認できることを全部確認した上で、転職してそれでも失敗したのであればまた転職活動をすることになってしまいますが、これは致し方ありません。
納得して転職活動を開始できることでしょう。
しかし転職してみなければあなたの状況が変わらないというのも事実。
今の状況を変えたいのであれば一歩踏み出しましょう!
新卒9ヶ月はボーナス後に転職することができる

新卒9ヶ月だと冬のボーナスをもらってから転職できるのが良いところですね。
まあ、転職という人生の大きな分岐点と比べたら新卒のボーナスなんて微々たるものですが、もらえるのであればもらっておきましょう。
しかしこのボーナスというのはあなたにとって嬉しいことですが、転職市場にも大きな影響があります。
ボーナスをもらってから転職しようと思う人が転職市場に出てくるので、企業もその中から優秀な人を獲得しようと結構いい条件で求人が増え出す時期でもあるんです。
1月2月になると、この採用枠が埋まってしまうことが考えられるので、転職活動を始めるのであれば12月はベストタイミングということができるでしょう。
今の会社に居続ける自分と、転職している自分を比べてみる

とはいえ転職はやっぱり勇気が要りますよね。
「もうちょっと様子をみよう」
そう思ってたどり着いた9ヶ月目じゃないですか?
ちょっと想像してみてください。
このまま今の会社に残り続けていると、今の会社で新しい年を迎え、4月になるとあなたの後輩たちが入ってきます。
そのあとは去年と同じ繰り返し。
そこで仕事をしているあなたは楽しそうですか?
もう片方の未来のあなたは、3営業日以内には転職エージェントの担当者との打ち合わせが終わり求人を紹介してもらっています。
その中には社会人として仕事経験のあるあなたの目からすると「この仕事がやってみたい!」と心から興味の湧くものがゴロゴロ。
面白そうな会社・仕事って意外と多いもんです。
今の仕事を続けることがなんだか虚しくなってきて、もうここまできたら転職することに完全に振り切っています。
あなたはその中から気になる企業について調べ応募することを決めて1週間後には履歴書と職務経歴書を企業に提出。
5社程度に送って3社面接に進みます。
最初の面接は2週間後くらいでオンライン。
2週間後を皮切りに3社面接が続き、2次面接最終面接へと進んでいきます。
最終面接が控えているのは1ヶ月後以降でしょう。
そして1〜2社から内定をもらい、入社日を決めてその日を待ちます。
12月に転職活動を始めたら入社日は1月時下旬か2月1日となるでしょう。
心機一転新しい会社に入ったあなたは新しい上司と同僚の元、新しい仕事を覚えていきます。
社会人のあなたが選んだ仕事は楽しくて仕方がありません。
上司も先輩どころか同世代も仕事ができる人ばかり。
まさに思想の状態で仕事をしていくことに希望しかありません。
こんな状態が来年の2月には現実のものになっているかもしれません。
迷っているのであれば転職エージェントに求人紹介だけしてもらう

もし転職するかどうか悩んでいるんだったら、まずは転職エージェントに登録だけしてみてください。
転職エージェントの登録はものの数分、カウンセリングもオンラインで1時間ほどで終わります。
ここまでで求人紹介してもらえるので、転職活動を始めるのはものすごくハードルが低いんです。
ここまでやって、紹介された求人にあまり興味が持てなかったり条件があまり良なかったりと、今の会社に残る選択をしても結構です。
転職エージェントは無料なので料金を取られることもありません。
入社9ヶ月という微妙な時期での転職は迷うでしょうが、ブラック企業に無駄に3年も務めてしまった私の経験からすると、今すぐ転職して欲しいと思います。
あなたの会社に対する不満やぐちのパワーは、あなたが楽しいと思う仕事にポジティブなエネルギーとしてぶつけてください。
そうすればあなたの仕事人生がポジティブに動き出し、人生全体もポジティブに動き出すことでしょう!
あなたの転職が成功することを祈っています!