現在は独立して20代の人材を採用したい企業の採用コンサルティングの会社を経営しています。
辞めたい辞めたいと思ってせめて半年と思っていたら気がつけば年末年始。
あまりに無駄に時間が過ぎているような気もするけど、大した経験もスキルもないから転職できるのか不安。
どうせここまでいたんだったらキリよく1年で転職した方がいいんだろうか。
この記事を読んでくれているあなたは今こんな悩みで堂々巡りしているんじゃないでしょうか。
筆者も新卒でブラック企業に入社した時は、毎日堂々巡りでした。
しかし私は転職する勇気が出ず3年もの月日を過ごしてしまったんです。
私の経験からお伝えできることは、やる気のない会社では何年いてもろくな経験やスキルは身につかないということ。
ホワイト企業に転職してからは同世代の社員に追いつくのにむちゃくちゃ苦労しました。
だからと言って今すぐに退職届を出すことはお勧めできません。
この記事では新卒入社10ヶ月で退職・転職しようとしているあなたに知っておいて欲しいことを6つにまとめました。
最後まで読めばあなたが今どんな行動を起こすべきなのかが分かりますよ!
\今すぐ退職届を出すその前に!/
転職したいからといってすぐに退職届を叩きつけて、明日からでも会社に行きたくない気持ちはわかりますが、あと1週間だけ待てませんか?
退職届を出すのはせめて転職エージェントに求人を紹介してもらい、その求人の条件を確認してからの方が安全です。
できれば、内定を得てから退職届を出してください。
求人票が手元にあれば「自分には次がある!」と確信して今の会社とやりとりできますし、内定があればいつでも退職できます。
転職エージェントは完全無料で、登録も求人の紹介も家にいながらできるので、1時間ほどしか時間も取られません。
今この1時間を捻出するだけで、この先にものすごい安心感を得ることができるので、登録することを検討してみてください。
新卒入社10ヶ月で退職する人は意外と多い
まず入社10ヶ月目にして退職する新卒は意外と多いです。
人により思うことは違うでしょうが、共通して言えることは年末年始になり自分の社会人人生について考える機会が多くなったということ。
前々から退職・転職しようと考えていたところに、年末年始でいろんな行事があったり、長期休暇があったり、親族や友人と話す機会があったりして、決意が固まるのでしょう。
私が新卒で入社したブラック企業では入社直後の4月5月にポロポロ辞めていき、その後落ち着いたかと思えば年明けにそこそこの人数が辞めていきました。
他の会社でも新卒入社については同じような傾向があるようです。
あと2ヶ月勤めて勤務年数1年になることに意味はない
10ヶ月も勤めると自然と「あと2ヶ月勤めたら1年か…」と考えますよね。
なんとなく10ヶ月よりも1年の方がいい気がする。
でも1年働いた方が良い根拠を言える人はどこにもありません。
採用する方からしても、10ヶ月よりも1年の社会経験がある人の方が優秀である保証はないんです。
採用担当者の中にはもしかしたら根拠なく10ヶ月よりも1年働いたことがある人を好む人がいるかもしれませんが、そうではない採用担当者もいます。
求人はある時はありますが、何がきっかけで少なくなるか分かりません。
やりたいことはやれる時にやっておかないと後悔することはコロナ禍で学びましたよね?
10ヶ月目の今、退職・転職したいと考えたのであれば、今実行すべきです。
新卒入社10ヶ月の人が絶対にマスターしておくべきこと
入社10ヶ月の人が絶対にマスターしておかなければならないこと。
それはビジネスマナーです。
ちょっと入社10ヶ月の20代を採用しようと考えている企業の気持ちになってみましょう。
企業は入社10ヶ月の人を雇ったら、名刺の渡し方やビジネス電話・メール・文書などのビジネスマナー教育はすっ飛ばして、いきなり仕事を教えたいと考えています。
入社したら即実践配備。
別に明日から実績を出してこいと言われるわけではありません。
あなたは今の会社に入社した時に、様々な研修やOJTを通してビジネスマナーを学んだと思いますが、あれは企業側からしたら結構なお金と時間、つまりコストがかかるんです。
しかし入社10ヶ月も経っているともうビジネスマナーは十分に備わっている、はずです。
面接してみたところ、言葉使いや所作がなっていないと思われたら、絶対に落ちます。
逆にビジネスマナーがしっかりと身についているのであれば、かなりの可能性で内定に近づきます。
入社10ヶ月っていうのはビジネスマナーをそこそこマスターできている人って少ないんですよね。
しかしビジネスマナーを身につけるのはそんなにハードルが高くありません。
ビジネスマナーはあなたにとって非常にコスパ良く差別化ができる転職ツールなのです。
新卒入社10ヶ月は新期に合わせて転職できる
新卒入社10ヶ月で転職活動をすると、4月からの新期に合わせての転職活動ができるのが大きなメリットです。
ほとんどの会社は4月からの新期に備えて予算を組みます。
その際に人事異動が当たり新しいチーム編成をしたり、新人を補充したりもします。
そのため12月〜1月あたりは特に20代を採用したい企業の求人が増えてきます。
どの企業も優秀な若者を採用したいので、自然と他の時期よりも条件が良いものが多くなります。
今の会社に居続ける自分と、2~3月に転職している自分を比べてみる
とはいえ退職・転職するのはなかなか勇気が要りますよね。
本記事はもう今の会社に完全に愛想が尽きているからには転職をお勧めしますが、そうではない方には慎重になるようにしてほしいと思っています。
でも本当に自分は転職したいと思っているのか今の会社にいた方がいいと思っているのか悩む時がありますよね。
そんな時は、将来の自分を想像してください。
数ヶ月後でも1年後でも今の会社に残っているあなたは完全に今の会社に身を埋める気で仕事をしています。
そうでないと今の会社に残る意味はありませんからね。
一方、転職した未来のあなたは心機一転新しい会社でゼロから仕事を覚えています。
全てが新しいため覚えることもいっぱいで、そこそこ大変でしょう。
さて、どちらの方が楽しそうですか?
あなたの社会人人生はあと40年以上も残っています。
その40年もの社会人人生を過ごすために必要不可欠なのは「楽しさ」。
未来を想像した時に直感で「楽しそう!」と思った方があなたに相応しい未来です。
転職エージェントに求人紹介だけしてもらう
退職・転職はあなたの仕事人生において大きな決断です。
しかし転職活動は簡単に始めることができます。
今の会社にバレることもありませんし、大きく時間が取られることもありません。
あと、転職活動をかじめることによって、あなたが転職すべきかどうなのか自分自身が納得して結論を出すことができます。
転職活動を始めるには、転職エージェントに登録をするだけ。
登録をすると、後日オンラインでカウンセリングを実施して求人を紹介してもらえます。
あなたはその紹介してもらった求人を見て転職活動を本格化するかどうかを決めるのです。
全て家にいながらできることで、カウンセリングも1時間程度。
ここで紹介してもらった求人よりも今の会社の方がいいと思えば、転職活動を辞めてしまうか延期したらいいのです。
そこで良い求人が見つかれば、応募して面接に行ってと忙しくなってきます。
しかしそうなるかどうかは求人次第。
まずは転職エージェントに登録をしておき、求人を紹介してもらいましょう!
遅くとも3日後には転職活動を本格化すべきかどうか結論が出ていますよ!