自己分析は転職エージェントに登録した後に実施しても構いませんが、特に第二新卒は登録前に自己分析をした方が良いでしょう。
第二新卒で転職エージェントに登録する前に自己分析を実施している人はほとんどいません。
そのため自己分析をしている第二新卒は、転職エージェントから見てとても優秀な求職者に見えるのです。
この記事では、転職エージェントに登録してから求人紹介までの短い時間でも簡単に自己分析ができる方法をまとめました。
転職の目的を言語化する
自己分析する上で重要なのは、転職の目的がはっきりとしている事です。
転職の目的を明確にすることで、自分が仕事や会社に対してどのような考え方を持っているのかが分かります。
そして最大のポイントは他人に説明して納得してもらえるように言語化できているのかと言うこと。
転職は自分のことなので、言語化することなく自分の中で進めていきがちです。
しかし転職の目的という転職で一番大切なことですら言語化できていない人があまりに多くおり、転職を繰り返すことを余儀なくされています。
というのであれば、あなたにとってどのような企業がブラック企業でありホワイト企業なのかを定義しましょう。
自問自答を繰り返していくと、転職する必要すらない可能性が見えてきたり、異動の時期までは会社に留まるという選択肢が出てくるかもしれません。
また同時に今すぐ転職しなければいけない、という結論に達するかもしれません。
ブラック企業の具体化
ホワイト企業の具体化
そうすれば今の会社が具体的にどこがどのようにダメで、転職先にどのようなことを求めているのかが誰でも分かるようになります。
今あなたがいる会社はあなたが選んだ会社ですし、今転職しようと思っているのもあなたの意思です。
転職の目的は自己分析をする上で根幹となる情報になるので、まずはここを言語化しましょう。
その期間中に常に頭に描いておかないといけないのは、この転職の目的です。
「なぜ転職したいのか」を誰にでも説明できるように言語化する
5年後10年後40年後の理想の自分をイメージしてみる
5年後10年後さらにその先の未来をイメージして書き出すことで、自分がどんな未来を望んでいるのかが分かってきます。
ここは漠然としてでもいいですし夢物語のような未来でも構わないので、どんな仕事人生を歩んでいきたいのかを考えましょう。
例えば転職したら、
といった感じです。
このような未来が見えたら、そこからさらにワクワクする未来を肉付けしていきましょう。
結婚して子供に恵まれ仕事も充実しているかもしれません。
世界中を飛び回るビジネスマンになっているかもしれません。
10年以内には独立する未来が見えてくるかもしれません。
自分の未来の10年後をなんとなるでもイメージできている人は、第二新卒に限らずそうそういないものです。
先の未来を具体的にイメージできている人は、未来から逆算して今何を選択できる人。
また自分の価値観や嗜好も具体化できます。
明確な意思を持って転職活動をしているからです。
何歳までに〇〇する、と期限を設けた未来を想像する
キャリアとスキルの棚卸し
さてここでやっとこさ一般的な自己分析っぽくなってきましたね。
キャリアとスキルの棚卸は、これから転職という戦場に向かう前に、自分の持っている武器を確認する作業。
必ずやっておきましょう。
キャリアの棚卸作業はさまざまな方法がありますが、一番簡単な方法は入社日から今日までを月で区切って、そこで行った業務や得られた知識と経験を書き出すことです。
もし入社して数日や数週間の場合は、日か週で区切れば良いでしょう。
そうすれば、短期間でも、どんな業務を行なってどんな知識と経験を身につけたかが分かります。
キャリアの棚卸でまとめておくこと
月・週・日別の仕事年表を作成する
ちょっと恥ずかしいど効果絶大!他己分析
他己分析は非常に有効です。
実際にやってみると分かるのですが、自分では認めたくないけれど認めざるを得ないような言葉も受け止めざるを得ないので覚悟はしておいてください。
しかしその分他己分析は効果覿面。
同じ質問を複数用意して、SNSやメールなどで回答してもらいましょう。
別に仕事に関わる質問でなくても構いません。
3人以上に他己分析をお願いすることで、他人から見たあなたがより鮮明に浮かび上がってきます。
友達、家族などにあなたに関する質問に回答してもらう
自分を商品と見立てて売りと弱みを考える
買ってもらうためには、あなたの時間・労働力が会社にとってどれだけ魅力的で価値があるのかを知ってもらう必要があります。
また一方で完璧な商品というものも存在しないし、いいことだけを言って買ってもらうと後でトラブルになりかねません。
そこで今まで分析したあなたを、商品としてパッケージするような気持ちで一言で表してみましょう。
弱みについても表現しているのであれば、その後の面接で弱みをリカバリーするべく努力すていくことを伝えれば良いでしょう。
自己分析の結果を一言で表すと、転職エージェントの担当者も企業の面接官もあなたのことを覚えやすくなります。
自己分析の結果を一言で言い表す
