履歴書と職務経歴書の違いを理解して書かないと、書類選考に落ち続けてしまうよ!
そんなことにならないよう、履歴書と職務経歴書について語り尽くします!
履歴書と職務経歴書の違い
書類選考において、履歴書はいわばあなたという商品のパッケージ、職務経歴書は商品の中身です。
履歴書:あなたのプロフィールを記載
職務経歴書:あなたの職歴について詳しく記載
確かに履歴書には「職歴」の欄があるのですが、履歴書には入社と退社の年月日以上のことか記載しませんし、それ以上のことを記載するスペースもありません。
求人の募集を開始すると、採用担当者のもとには日々多数の履歴書が届きます。
採用担当者がまず目を通すのは履歴書の顔写真。
そして次に目を通すのが職歴です。
その職歴に興味を持てばさらに職務経歴書に手を伸ばします。
はっきり言ってしまえば、顔写真が剥がれてしまったり、職歴に興味が持たれなかった履歴書はそこまで。
それほど職歴とは重要な事項なのです。
まあ、採用担当者からしたら、一緒に仕事をする仲間になるかもしれない人を選ぶのに、職歴が自社に合っていないない人を選ぶわけないんですよね。
そして職務経歴書を見て「会社の利益に貢献してくれそうだ!」と思ったら面接に進むわけです。
書類選考において履歴書はあなたという商品のパッケージ。職務経歴書は商品の中身。
目的は読んだ人に「会いたい!」と思ってもらうこと
とにかく履歴書も職務経歴書も書いているときは「どうですか?こんな私に会いたいでしょう?」という気持ちで書きましょう。
履歴書も職務経歴書も目的は採用担当者に「会いたい」と思ってもらうことが目的。
写真も氏名も住所も職歴も趣味も自己PRも全ては採用担当者に「会いたい」と思ってもらうことです。
その目的を理解していれば、どの項目も自ずと書くことが見えてくるでしょう。
採用担当者と企業の立場になって、あなたが記載すべき内容を逆算して書く
応募書類を見る人は週に何十通もの書類に目を通している
しかしベストを尽くさなければ、通るものも通らなくなってしまいます。
採用担当者のもとには複数の転職エージェントから、毎日何通もの履歴書と職務経歴書が送られてきます。
あなたはその中から書類審査に通過し、面接に進まなければなりません。
実際に筆者が採用担当者をした経験からすると、ほとんどの履歴書は失点がありません。
なぜなら転職エージェントが企業に提出する前にチェックしているからです。
しかし職務経歴書は、自由記述に近いため、個性が出ます。
特に職務経歴書の「職務の要約」はビジネスセンスと経験の差が出やすい項目。
あなたの今までの職務が簡潔に分かりやすく要約されているか、何度も確認しましょう。
また職務経歴書は、思いを詰め込みすぎたために、文字が所狭しと並んでいるものも見受けられます。
相手の読みやすさもビジネススキルの一つ。
などを利用して読みやすさを意識すると、頭ひとつ抜けた応募者になることができます。
内容はともかく、一番読みやすい職務経歴書というのはかなり点数は高くなります。
ましてや第二新卒であれば、職務経験も大切ですが伸び代もそれ以上に大切。
それでも通らなかったら仕方ありません。
職歴があなたよりもその企業に向いている人と応募時期が重なったら、あなたは高確率で書類選考に落ちてしまいます。
逆に少々職歴が企業の求めるものでなくても、たまたま競争相手が少なければ面接に進めることもあります。
相手のことをよく考えた読みやすい職務経歴書はそれだけでポイントが高い
書き終わったら履歴書と職務経歴書を並べて整合性を確かめる
履歴書と職務経歴書は二つでひとつ。
その内容に一貫性がなければ担当者はどちらの書類に書いてあることが本当か分からなくなってしまいます。
そうならないためにも履歴書と職務経歴書を書き終わったら一貫性があるかどうか、内容を今一度確認しておきましょう。
【一貫性・生合成を特に確認すべき内容】
- 年月日
- 履歴書の職歴や志望動機や自己PRと職務経歴書の内容
特に第二新卒の転職では、同じ職務でも1年と3年の経験では大きな差が出ます。
履歴書と職務経歴書で一貫性を持たせている人は意外と少ないので差をつけられる
⑤一発で落とされる書類
特に履歴書は8割型の人が完璧に近い内容で送ってくるので、履歴書で失点があると高確率で落ちます。
また職務経歴書まで読み進めてくれたとしても、他の人に比べて職歴の要約がまとまっていなかったり、読みにくければ、同じく高確率で落ちます。
【一発で落ちる可能性が高い書類の特徴】
採用担当者に「会いたい!」と思ってもらう目的を忘れなければ、このようなことは書かないはず。
書類を書くことを目的にしてしまわないように気をつけましょう。
また一度この人はダメだと思われれてしまえば、そこからまた面接者の候補に上がるのは極めて難しくなります。
採用担当者に一度ダメだと思われたら、再浮上することはない
添状を付ける
履歴書と職務経歴書と一緒に添状を出しても、マイナス点になることはありません。
筆者が採用担当者の経験があるのは先述の通りですが、同じ能力の人が応募してくるということはよくあります。
しかし採用する人数は限られています。
そのような場合は採用側からしても、サイコロを転がして選ぶようなもの。
同じ能力なら、添状がある人が通過する可能性が高くなる
書き終わったら転職エージェントの担当者に見てもらう
もしあなたが転職エージェントを利用しているのであれば、履歴書と職務経歴書を転職エージェントの担当者に見てもらいましょう。
多くの転職エージェントは、転職エージェントを通して履歴書を提出するので、確認してもらうのにさほど手間もかかりません。
転職エージェントは今まで何通もの履歴書と職務経歴書を見てきています。
それはつまり、通過する履歴書と職務経歴書を見てきたということ。
転職エージェントを利用する大きな利点がここにあります。
転職エージェントの担当者にOKと言われた書類は、担当者の経験上、書類審査に通る可能性が十分にある書類だということ
